最近「Web3」という言葉を見かけることが増えてきました。
ただ、正直に言えば、
「よく分からない」
「自分には関係なさそう」
と感じている方も多いのではないでしょうか。

実際、今のインターネット(いわゆるWeb2)で、私たちの生活は十分便利です。
SNS、ネットショッピング、動画、いずれも問題なく使えています。
ではなぜ今「Web3」という言葉を見聞きするようになったのでしょうか。

Web3は「新しいサービス」ではありません

Web3と聞くと、暗号資産や難しい技術の話だと思われがちです。
ですがここではそうした話はいったん置いておきます。
もっとシンプルに、Web3とは?
「ネットの裏側の仕組みを、少し変えようとしている動き」です。

今のネットでは、
・お金を送る
・約束を交わす
・データを管理する

こうしたことは、
どこかの会社や仕組みに任せています。
しかしWeb3は、
その「間に入る手間」を、できるだけ減らせないか?という発想から生まれています。

仕組みが整うと何が起きるのか?

もし、
・手続きが早く終わる
・確認待ちが減る
・意識しなくても物事が進む

そんな世界になったら、どうでしょうか?

ずばり便利になります。

そして同時に、
人がやらなくていいことが増えていきます。
これは自然な流れです。
ただここで一つの問いが出てきます。

ではそのとき人は「何を担う存在」になるのでしょうか?
ここから先は、技術の話というより、
私たち自身の立ち位置の話になります

「できること」が当たり前になった先で

これまでのインターネットでは、
「できる人」「詳しい人」には価値がありました。
ですが仕組みが整うほど、
特別な知識がなくても
同じことができるようになります。

便利さが広がるほど、
これまで価値とされてきた差は、
相対的に小さくなっていきます。

そのとき、
価値は「機能」や「スキル」だけでは測れなくなります。

人の価値は、関わり方で見えてくる

人の価値は、資格や肩書きだけで決まるものではありません。
日常の中での、ささやかな関わり方の積み重ねによって見えてくるものです。

・なぜか気になってしまうことや、放っておけない違和感に気づく
・誰かの困りごとを察し、声にならない部分を拾い上げる
・全体の流れを見守り、必要なところに目を配る
・言葉を整理し、考えや状況を分かりやすく伝える
・前に出るよりも、支え、つなぎ、整える役割を担う

こうした関わり方は、目立ちにくいかもしれません。しかし長く続く場では、いなくては困る存在です。前に出なくても、そこに確かな居場所があるのです。

これからは「選ぶ時代」

これからのネットの世界では、
正解が一つに決まることは少なくなっていきます。

・何を大切にするか
・どこに関わるか
・どんな距離感で生きるか

それぞれが選んでいくことになります。

Web3は、その選択の余地を増やす動きです。
答えを与えるものではありません。

最後に

世界が便利になるほど、
「どう生きるか」は
自動では決まらなくなります。

だからこそ、
自分に問いを向けることが大切になるのではないでしょうか。

「この世界で、
あなたは何を大切にして
生きていきますか?」

その問いを持ち続けること。
それ自体が、これからのWeb3時代を生きる
一つの姿勢なのかもしれません。