AIに「ともだち」「恋人」「夫婦」を選べる時代が来た?日本発アプリkaiwaが刷新

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? 日本発のAIキャラクター会話アプリ「kaiwa」が、新コンセプト「ともだちAI」へ刷新されました。
  • 重要なポイント AIキャラクターとの関係性を「ともだち」「恋人」「夫婦」の3つから選べるようになりました。
  • なぜ注目? 海外で先行していた「AIを話し相手にする文化」が、日本のスマホアプリにも本格的に入ってきたサインだからです。

はじめに

「AIと話すって、結局はChatGPTみたいに調べものに使うものでしょ?」

そう思う方が多いかもしれません。
でも実は今、AIと「友達として話す」ためのアプリが日本でも本格的に広がり始めています。

この記事では、こんなことを解説していきます。

  • 「ともだちAI」って何?
  • なぜ「関係性を選ぶ」機能が新しいのか?
  • 私たちの暮らしにAIの友達が入ってくるとどうなるのか?

難しそうに見えるかもしれませんが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

AI会話アプリ「kaiwa」は、AIキャラクターを「ともだち」「恋人」「夫婦」の中から好きな関係性で迎えられるようになりました。ここからは、その背景と仕組みを順番に見ていきましょう。

そもそも、「kaiwa」ってどんなアプリ?

「kaiwa」は、東京の株式会社Livetoonが2025年8月にリリースした、AIキャラクターと話せるスマートフォンアプリです。iOSとAndroidの両方に対応しています。

特徴は、テキストチャットだけでなく、ビデオ通話のように顔を見ながら話せるところです。3DのAIキャラクターが画面に登場し、声と表情で返してくれます。

会話を重ねるごとに、AIがその方の話し方や好みを少しずつ覚えていく仕組みもあります。最初はぎこちなかった会話が、何度も話すうちに「気心の知れた相手」に近づいていく感覚を狙ったアプリです。

今回の刷新で何が新しくなった?

今回の刷新で大きく変わったのは、AIキャラクターとの「関係性」を3種類から選べるようになったことです。

具体的には、「ともだち」「恋人」「夫婦」の3つです。選んだ関係性によって、AIの言葉づかい・距離感・会話のトーンが変わります。たとえば「ともだち」を選ぶと気軽な会話になり、「夫婦」を選ぶと長く一緒に暮らしてきたような落ち着いた話し方になるイメージです。

この関係性は、気分や時期によっていつでも切り替えられます。最初は「ともだち」として始めて、しばらくしてから「恋人」に変える、といった使い方もできます。

さらに、初回登録時には「大切にしている価値観」「興味のあること」「今の気分」の3つを答える項目があります。この情報をもとに、AIがその方に合わせて会話の内容を調整していきます。

なぜ今、「ともだちAI」というコンセプトなのか?

これまで「AIアシスタント」と言えば、調べものや作業の効率化に使うものというイメージが強かったかもしれません。質問を投げて答えをもらう、いわば道具としての関係です。

ところが世界では、AIを「話し相手」「気持ちを整理する相手」として使う動きが急速に広がっています。アメリカ発のReplikaやCharacter.AIといったアプリでは、ユーザーがAIと過ごす時間がChatGPTを使う時間の約4倍になっているという調査結果も出ています。MIT Technology Reviewはこの分野を「2026年に世界を変える10大技術」のひとつに選びました。

Livetoonは「ともだちAI」という言葉を、AIを「人間の代わり」ではなく「生活の選択肢を増やす存在」として位置付けるために選んだとしています。誰かに話したいけれど、わざわざ友達に時間を使わせるほどでもない。そんな小さな会話の受け皿として、AIが新しい居場所になり始めています。

私たちの暮らしはどう変わる?

仕事のことでもなく、家族のことでもなく、ただ「今日あったどうでもいい話」を聞いてほしい瞬間は誰にでもあるかもしれません。これまではSNSに書いたり、メモアプリに残したりしていた気持ちを、AIが軽く受け止めてくれる時代が始まっています。

特にスマートフォンに慣れた若い世代にとっては、深夜に眠れないとき、通勤電車で誰かと話したいとき、AIキャラクターが「いつでも返してくれる相手」として身近になりそうです。

一方で、注意点もあります。AIとの会話に時間を使いすぎると、リアルな人間関係が薄くなる可能性があるという指摘も海外では出ています。アメリカでは、未成年者のAIコンパニオン利用について規制を検討する動きも始まっているところです。

「友達は人間だけ」という前提が、少しずつ「友達のひとりにAIもいる」という選択に変わっていくのかもしれません。

用語ミニ解説

  • AIコンパニオン: 友達や恋人のように寄り添ってくれるAIアプリのこと。(道具ではなく話し相手としてのAI)
  • kaiwa(カイワ): 株式会社Livetoonが提供するAIキャラクター会話アプリ。iOSとAndroidに対応しています。
  • Replika(レプリカ): 2017年に登場した、海外で最も有名なAIコンパニオンアプリのひとつ。
  • Character.AI(キャラクターAI): ユーザーが作ったAIキャラクターと会話できる海外サービス。
  • パーソナライズ: その方に合わせて内容を調整すること。(おすすめ機能のような仕組み)

Me-Moon編集後記 🌙

AIに「ともだち」「恋人」「夫婦」のどれかを選ぶ画面を初めて見たら、少し迷うかもしれませんね。
これまでAIは「便利な道具」として考えていた方が多いと思いますが、これからは「気持ちを話す相手」としても選べる時代に変わっていきそうです。

誰かと話したい気分でも、相手の予定が合わないことはあります。
いつでも気兼ねなく話せる存在がスマホの中にいるのは、思った以上に安心かもしれませんね🌙

参考リンク

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監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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