神戸のピザ屋で「ビットコインピザデー」開催!5月22日、ピザがBTCとETHで買える

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? 神戸のピザ店「ジーザスピザ」が、5月22日にビットコインとイーサリアムで支払えるイベントを1日だけ開催します。
  • 重要なポイント 5月22日は「世界で初めてビットコインでピザが買われた日」を記念する、暗号資産界のちょっと変わったお祝いの日です。
  • なぜ注目? 普段は価格の話ばかりのビットコインが、街のピザ屋で「ピザ代」として実際に使える1日になるからです。

はじめに

「ビットコインで支払うって、実際にやっている人を見たことがない」

そう感じる方は多いかもしれません。
今度の5月22日、神戸のピザ屋が1日だけビットコインとイーサリアムでピザを売ります。
ちなみにこの5月22日、世界の暗号資産好きの間では「ピザを食べる日」として、毎年なんとなく盛り上がっている日でもあります。

この記事では、こんなことをお伝えします。

  • そもそも「ビットコインピザデー」って、なぜピザの日なのか
  • 神戸のピザ屋で、5月22日に何が起きるのか
  • 2010年に1万ビットコインで買われたピザは、今いくらになっているのか
  • ビットコインを「投資」ではなく「ピザ代」で触ってみたい人へ

聞きなれない単語も出てきますが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

5月22日は「ビットコインで初めてピザが買われた日」。その16年後、神戸のピザ屋が「うちでもやろう」と1日限定で参加します。ここからは、その背景と当日の中身を順番に見ていきましょう。

そもそも「ビットコインピザデー」って、なぜピザの日?

5月22日は、暗号資産の世界で「ビットコインピザデー」と呼ばれる日です。

2010年のこの日、アメリカのプログラマーのラズロ・ハニエツさんが、暗号資産系の掲示板にこう書き込みました。「ピザ2枚と引き換えに1万ビットコイン払う。誰か頼んで届けてくれない?」

応じた人がピザチェーンのPapa John’sからピザを2枚届けると、本当に1万ビットコインが支払われました。これが世界で初めて、ビットコインが現実のものと交換された瞬間です。

ここがちょっと面白いところで、ビットコインの歴史の出発点が、研究所の発表でも国の政策でもなく、誰かの夜中の「ピザ食べたい」だったわけです。難しい技術の話が、いきなり夜のお腹具合から始まっている。これが、5月22日が世界中の暗号資産ファンに長く愛されている理由でもあります。

神戸の「ジーザスピザ」で何が起きる?

舞台は、神戸市中央区の北野エリアにある「ジーザスピザ(JESUS PIZZA)」。直径50センチを超えるアメリカサイズのホールピザと、食べ歩き用のビッグスライスを売る、ニューヨークスタイルのお店です。

このお店が、5月22日の1日だけ「Bitcoin Pizza Day at Jesus Pizza」というイベント名で、ビットコインとイーサリアムの支払いを受け付けると発表しました。

ピザの代金を暗号資産で払う、というシンプルな形です。手順は当日店頭で案内される見込みですが、暗号資産での支払いは、スマホのウォレットアプリで店側のQRコードを読み込む方式が一般的で、コンビニでスマホ決済をするときと、操作の感じはそんなに変わらないと言われています。

特徴的なのは、お店のピザの大きさです。普通サイズではなく、両手で抱える50センチ超のホールピザが、ビットコインで買える対象になっています。2010年に1万ビットコインで届いたのも2枚のピザでした。形を変えて、また主役がピザに戻っているのが粋です。

1万ビットコインのピザは、今いくらに?

気になるのは、伝説の1万ビットコインのピザは、今いくらに化けているのか、です。

Coincheckの記事によると、2010年当時の1万ビットコインの価値は、おおむね2,200円程度。それが2026年4月時点の試算では、およそ1,226億円相当にまで膨らんでいます。倍率にして5,500万倍以上です。SNSでは「1,500億円分のピザを食べた男」と冗談まじりに紹介されることもあります。

ラズロさん本人は、その後たびたび取材を受けながら「あのとき支払って後悔していない」と語っていると伝えられています。誰かが最初に「ビットコインは現実のものと交換できる」と手を挙げなければ、ただの電子の数字のままだったかもしれない、というのが本人の言い分です。

5月22日に神戸でピザを1枚買うのは、もちろん1万ビットコインなんてかかりません。それでも、自分のスマホからお店のピザにビットコインが渡る瞬間は、ラズロさんが16年前に通った道筋と同じ種類の体験になります。

ビットコインを「投資」ではなく「ピザ代」で触ってみる

暗号資産のニュースは、価格やルールの話が中心になりがちです。値段が上がった下がったの話を読んでいると、ちょっと疲れることもあります。

5月22日のジーザスピザは、その合間に「ピザを食べた」だけで参加できる、変わった1日です。1店舗・1日限定のイベントですが、ビットコインを「ピザ代」として渡してみる体験は、普段なかなかありません。

近くで行ける方は、当日お店まで足を運ぶと、チャートを眺めるのとは違う温度でビットコインに触れられます。遠方の方は、自分の街の好きなお店がある日いきなりこういうイベントをやる可能性もあるので、地元のお店のSNSをたまに見ておくと、似た日に出会えるかもしれません。

用語ミニ解説

  • ビットコイン(BTC): 2009年に登場した代表的な暗号資産。国や銀行ではなく、世界中のコンピューターが共同で管理しているデジタルのお金です。
  • イーサリアム(ETH): ビットコインに次いで規模が大きい暗号資産。支払いだけでなく、ゲームや契約のしくみを動かす土台としても使われています。
  • ビットコインピザデー: 毎年5月22日。2010年のこの日に世界で初めてビットコインがピザ2枚と交換されたことを記念する、暗号資産コミュニティのお祝いの日です。
  • ウォレット: 暗号資産を入れておくスマホやパソコンのアプリ。お財布のような役割で、お店のQRコードを読み込むと支払いができます。
  • QRコード決済: スマホでQRコードを読み取って支払う仕組み。PayPayや楽天ペイと操作感覚は近く、ジーザスピザでも同じような手順になる見込みです。

Me-Moon編集後記 🌙

世界で最初のビットコイン決済が「ピザ2枚」だった、というのが何度聞いても印象的ですね。技術の歴史って、案外こういう夜中のお腹具合から始まっているんですよね。

5月22日、自分も神戸でスライスを1枚、ビットコインで買いに行きたいですね🌙

参考リンク

この掲載情報は各取得情報によって提供されています。

※内容の真偽や広告内容についてはご自身でご判断ください。

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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