パワポに頼むだけでスライドが完成!ChatGPTがPowerPointを自動で作る公式ツールが無料で登場

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? ChatGPTにPowerPointの操作を任せて、言葉で頼むだけでスライドを作れる公式ツールが公開されました。
  • 重要なポイント ゼロからスライドを作るのも、今あるスライドを直すのも、自然な言葉で指示するだけです。
  • なぜ注目? 無料のアカウントを含めて使えて、面倒だった資料づくりの下ごしらえを任せられるからです。

はじめに

「明日の発表資料、まだ1枚も作ってない」

そんな夜を過ごしたこと、ありませんか。

白紙のスライドの1枚目を前に、どこから手をつけるか決まらないまま時間だけが過ぎていく。あの気まずい空白を、言葉で頼むだけで埋めてくれるツールが登場しました。作ったのは、ChatGPTを手がける会社です。

この記事では、こんなことを解説していきます。

  • 「ChatGPT for PowerPoint」って、何ができるの?
  • どうしてこれが便利なの?
  • お金はかかるの、どうやって使うの?

少し専門的に聞こえるかもしれませんが、やることは「お願いするだけ」なので、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

ChatGPTにPowerPointの操作そのものを任せて、言葉で頼むだけでスライドを作ったり直したりできる公式ツールが、無料のアカウントでも使える形で公開されました。ここからは、何ができるのかと使い方を順番に見ていきましょう。

そもそも「ChatGPT for PowerPoint」って、何ができるの?

PowerPointに話しかけるように指示するだけで、ChatGPTがスライドを作ってくれるツールです。

これまでのChatGPTは、文章や下書きを返してくれても、その内容を自分でスライドに貼り直す手間は残っていました。今回のツールは、ChatGPTがPowerPointそのものを動かします。「来月の新商品について、5枚くらいのスライドにして」と言葉で頼むと、ゼロからスライドの形に組み上げてくれます。すでに作りかけのスライドがあれば、「この資料をもっと短くまとめて」と頼んで直してもらうこともできます。

おもしろいのは、ただ作るだけで終わらないところです。できあがったスライドを見て、足りない情報や、発表のときに聞かれそうな質問まで教えてくれます。さらに、大きく作り変える前には「こう変えていいですか」と確認を取ってくれるので、勝手にぐちゃぐちゃにされる心配も少なくなっています。資料づくりの相棒が一人増えた、という感覚に近いかもしれません。

どうして、これが便利なの?

スライドづくりでいちばん時間を食うのは、最初の形を決めるところだからです。

発表資料を作るとき、内容そのものより、構成を考えて、文字を入れて、見た目を整える作業に時間が溶けていきます。とくに白紙の1枚目は、何から書くか決まらず手が止まりがちです。このツールは、その重たい最初のひと押しを肩代わりしてくれます。

たたき台がいったん形になれば、人がやることは「直す」に変わります。ゼロから生み出すより、出てきたものに手を入れるほうが、頭も気持ちもずっと軽くなります。しかも、足りない点や想定される質問まで指摘してくれるので、自分一人では気づけなかった抜けを早い段階でつぶせます。発表の前日に慌てて作り直す、という場面が減りそうです。

たとえば、文章の言い回しを整えたり、長くなった章を組み直したり、古くなった内容を新しく書き換えたりも、言葉で頼めばこなしてくれます。学校の発表でも、職場の打ち合わせ資料でも、最初の重い一歩を踏み出す相手ができる、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

お金はかかるの、どうやって使うの?

ChatGPTの無料のアカウントを含めて、世界中の利用者が使えるとされています。

今回のツールは、ChatGPTを作っているOpenAIが自ら出した公式のものです。PowerPointに後から付け足す機能として配られていて、マイクロソフトの公式の置き場から手に入れられます。使える範囲は、契約しているプランや、会社で使っている場合の管理者の設定によって変わることがあるとされています。

発表前夜、見出しのメモだけ用意して、あとは「ここから発表用に整えて」と頼む。打ち合わせの直前に、長くなりすぎた資料を「3枚にまとめて」と頼む。そんな使い方が、特別な準備なしにできるようになります。今はまだお試し版の段階なので、これから少しずつ使い心地が磨かれていく見込みです。

これから、資料づくりはどう変わる?

「自分で作る人」から「指示して整える人」へと、役割が移っていきそうです。

文字を打ち、図を並べる作業は、これからAIが引き受ける部分が増えていきます。代わりに人に残るのは、「何を伝えたいのか」「どの順番で話せば伝わるのか」を決める仕事です。ここはAIが肩代わりしにくい、いちばん大事なところです。

一方で、出てきたスライドの中身が正しいかどうかは、人が確かめる必要があります。数字や事実をそのまま信じず、最後は自分の目で見直す。その一手間さえ守れば、資料づくりにかけていた時間を、伝え方を練る時間に回せます。まずは作りかけの資料を一つ開いて、「短くまとめて」と頼むところから試してみてください。

用語ミニ解説

  • ChatGPT(チャットジーピーティー): OpenAIが作ったAI。言葉で指示すると、文章を書いたり作業を手伝ったりしてくれます。
  • PowerPoint(パワーポイント): マイクロソフトの、発表用の資料(スライド)を作るソフト。学校や仕事で広く使われています。
  • OpenAI(オープンエーアイ): ChatGPTを作ったアメリカのAI企業です。
  • アドイン: ソフトに後から付け足して、できることを増やす拡張のこと。(スマホに新しいアプリを入れる感覚に近いです)
  • ベータ版: 正式版の前のお試し版のこと。便利な反面、まだ不具合が残っていることもあります。

Me-Moon編集後記 🌙

スライド作りで時間を取られるのは、いつも白紙の1枚目をどう始めるかでした。最初の形をAIが置いてくれるなら、そこから直す作業に気持ちよく入れます。

ただ、何を伝えたいかを決めるのは、やっぱり自分の仕事です。下ごしらえを任せて、肝心の中身を考える時間に回せたらうれしいですね🌙

参考リンク

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監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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