暗号資産の送金がマイナンバーカードで本人確認に!コインチェックが国内初の不正対策

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? コインチェックが暗号資産の送金時にマイナンバーカードでの本人確認を導入しました。
  • 重要なポイント スマホでカードを読み取るだけで確認が終わる、国内で初めての仕組みです。
  • なぜ注目? だまされてお金を送らされる不正送金を防ぐ狙いがあるからです。

はじめに

「暗号資産って、なんだか怖い」

そう感じている方は多いかもしれません。ニュースで不正送金や詐欺の話を見かけると、自分には関係ないと思っていても少し身構えてしまいますよね。

その不安に答える動きが、2026年6月に出てきました。暗号資産の取引所であるコインチェックが、送金のときにマイナンバーカードで本人確認をする仕組みを国内で初めて取り入れたのです。

この記事では、こんなことをお伝えします。

  • マイナンバーカードでの本人確認って、どういうこと?
  • なぜ今、こうした対策が必要になっているの?
  • 私たちの暮らしに、どんな安心がもたらされるのか?

専門的な話は後回しにして、できるだけ身近な例でお伝えしますね。

ひとことで言うと

コインチェックは、暗号資産を送るときにマイナンバーカードで「本当にご本人ですか」と確かめる仕組みを国内で初めて導入し、だまされてお金を送らされる被害を防ごうとしています。ここからは、その背景と仕組みを順番に見ていきましょう。

そもそも、何が新しくなったの?

新しくなったのは、暗号資産を送るときの本人確認のやり方です。コインチェックは、一定の条件にあてはまる個人の送金を対象に、マイナンバーカードを使った「追加の本人確認」を取り入れました。

やり方はとてもシンプルです。手元のスマートフォンでマイナンバーカードを読み取ると、その場で確認が完了します。役所に行く必要も、書類を郵送する必要もありません。マイナンバーカードを持っていない人には、別の方法が案内されます。

暗号資産の送金時にこの仕組みを取り入れたのは国内で初めてのことだと、コインチェックは説明しています。

なぜ今、こんな対策が必要なの?

理由は、本人になりすました不正な送金を防ぐためです。

たとえば、誰かに口座を乗っ取られたり、巧みな言葉でだまされたりして、知らないうちにお金を送らされてしまう被害があります。電話やメッセージで「すぐにお金を送って」とせかされ、冷静な判断ができないまま操作してしまう。そんな手口が問題になっています。

ここで効いてくるのが、マイナンバーカードによる確認です。送金の前に「カードをかざして、本当にあなた自身ですか」と一度立ち止まる場面が入ります。これは、玄関を出る前にもう一度カギを確認するようなもので、勢いで進んでしまう操作にブレーキをかけてくれます。

私たちの暮らしには、どんな影響があるの?

身近な安心が増える、というのが大きな点です。

ひとつ目は、暗号資産を始めるときのハードルが下がることです。「乗っ取られたら怖い」という不安は、暗号資産に触れない理由の代表格でした。確認の仕組みがしっかりするほど、初心者でも一歩を踏み出しやすくなります。

ふたつ目は、すでに持っている人の備えになることです。普段は何も感じなくても、いざ不正な送金が起きそうになったとき、マイナンバーカードでの確認が最後の砦になります。

3つ目は、こうした取り組みが業界全体に広がるきっかけになることです。1社が国内で初めて始めると、他の取引所も続きやすくなります。安心して使える土台が整っていくのは、私たち利用者にとってうれしい流れですね。

用語ミニ解説

  • 暗号資産: ブロックチェーンという技術を使った、インターネット上でやり取りするお金のような資産。(円やドルとは別の、デジタルな財布の中身のイメージ)
  • マイナンバーカードの本人確認: カードに入っている電子的な証明書を使い、オンラインで「本人です」と公的に確かめる仕組み。(顔写真付きの身分証を、ネット越しにかざすイメージ)
  • 不正送金: 本人になりすましたり、だましたりして、別の口座へお金を送らせること。
  • 取引所: 暗号資産を売ったり買ったり、送ったりできるサービスを提供する会社。

Me-Moon編集後記 🌙

便利さと安全は、片方だけでは続きません。暗号資産は送金が速くて手軽な反面、その速さが不正に使われる弱点にもなってきました。今回の取り組みは、その弱点に一枚の確認をはさむ、地に足のついた対策ですね。

派手な新サービスではありませんが、こういう「守りの工夫」が積み重なって、はじめて多くの人が安心して使える場所になっていくのだと思います。お金の世界の足元が、静かに固められている感じがしますね🌙

参考リンク

この掲載情報は各取得情報によって提供されています。

※内容の真偽や広告内容についてはご自身でご判断ください。

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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