AIのGrokがWord・Excel・PowerPointの中に!話しかけて資料を作れる拡張機能が登場

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? AIの「Grok」が、Word・Excel・PowerPointの中で直接使える拡張機能を公開しました。
  • 重要なポイント ソフトの横に出る会話画面に話しかけるだけで、下書きやグラフ、スライドを作れます。
  • なぜ注目? AIを別の画面で開かなくても、いつもの資料作りの中でそのまま頼めるからです。

はじめに

「AIに表をグラフにしてもらうなんて、なんだか難しそう」。そう感じる方は多いかもしれません。AIの画面を開いて、データを貼り付けて、できた結果をまたコピーして戻して。手順を想像しただけで、ちょっと面倒に思えてきます。

ところが、その「行ったり来たり」がいらなくなる仕組みが出てきました。いつも使っているWordやExcelの画面の中に、AIがそのまま住み着くイメージです。資料を作りながら、その場で話しかけて手伝ってもらえる。面倒の正体だった画面の移動が、まるごと消えるわけです。

登場したのは、AI「Grok」をWordやExcel、PowerPointの中で使える拡張機能です。資料作りの景色が、少し変わりそうです。

この記事では、こんなことを解説していきます。

  • 新しい拡張機能で、具体的に何ができるのか
  • どうやって使い始めるのか
  • いつもの資料作りが、どう変わりそうなのか

ひとことで言うと

AIのGrokが、WordやExcel、PowerPointの中に入り込み、話しかけるだけで資料作りを手伝ってくれるようになりました。その中身を順番に見ていきます。

GrokがOfficeの中で何をしてくれる?

この拡張機能は、AIを開発するxAIという会社が2026年6月19日に公開しました。WordとExcel、PowerPointの3つのソフトに対応しています。

ソフトを開くと、画面の横にGrokと会話できる細長いスペースが現れます。そこに話しかけるだけで、作業を手伝ってもらえる仕組みです。たとえばWordでは、ざっくりした下書きと「こんな形にして」という希望を伝えると、文章を整えてくれます。文法の直しや、言い回しの提案も受け取れます。

Excelでは、選んだ数字を分析したり、グラフを作ったりできます。「この売上の表を、月ごとの棒グラフにして」とお願いするような使い方です。PowerPointでは、指示に沿ってスライドを自動で組み立ててくれます。発表資料のたたき台が、会話だけでできあがっていくわけです。

いつもの資料作りは、どう変わる?3つの場面で想像する

便利さは、具体的な場面で考えるとわかりやすくなります。3つ挙げてみます。

1つめは、報告書づくりです。箇条書きのメモだけ用意して「これを読みやすい文章にして」と頼む。ゼロから書き出す重さがなくなり、最初の一歩が軽くなります。

2つめは、数字のまとめです。Excelに並んだ数字を前に「どこが伸びてる?」と聞けば、傾向を整理してグラフにしてくれる。表とにらめっこする時間が、ぐっと短くなりそうです。

3つめは、発表前夜です。締め切り間際に「この内容で10枚のスライドにして」とお願いする。夜遅くにスライドの構成で頭を抱える、あの時間が減るかもしれません。どれも、画面を移動せず、その場で頼めるのが効いてきます。

使うには何が必要?始め方は

使い始めるには、ソフトの追加機能を集めた公式の場所から、Grokの拡張機能を入れます。WordならWord用、ExcelならExcel用と、それぞれに用意されています。入れると、いつもの画面に会話スペースが加わります。

ひとつ注意したいのは、料金です。この拡張機能を使うには、Grokの有料プランのいずれかに加入している必要があるとされています。無料でなんでもできるわけではない、という点は押さえておきたいところです。

とはいえ、ふだんからWordやExcelで資料を作る人にとって、画面の行き来が消える効果は小さくありません。まずは一番よく使うソフトひとつから試してみると、その身軽さが実感しやすいはずです。

用語ミニ解説

  • Grok: イーロン・マスク氏のAI企業xAIが作っているAI。質問に答えたり、文章や資料を作ったりできる。(ChatGPTのライバルにあたるAI)
  • 拡張機能(アドイン): いつものソフトに、あとから機能を足す小さな部品。今回はWordなどにGrokの会話機能を加える。(ソフトに付けられる便利な後付けパーツ)
  • xAI: Grokを開発しているAI企業。今回、OfficeソフトにGrokを組み込む拡張機能を公開した。
  • 有料プラン: 月額などを払って使う上位の契約。今回の拡張機能を使うには加入が必要とされている。

Me-Moon編集後記 🌙

AIを「別の場所で開く道具」から「いつもの作業の中にいる相棒」へ。この距離の縮め方が、今回いちばん面白いところです。

資料作りで一番つらいのは、たいてい最初の一歩。そこを軽くしてもらえるなら、頼ってみる価値はありそうです。まずはよく使うソフトひとつで、話しかけるところから始めてみませんか🌙

参考リンク

この掲載情報は各取得情報によって提供されています。

※内容の真偽や広告内容についてはご自身でご判断ください。

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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