ソニーXperia 1 VIIIに「AIカメラアシスタント」!撮る前にAIが色味やレンズを提案

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? ソニーがフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VIII」を発表しました。
  • 重要なポイント 新機能「AIカメラアシスタント」が、撮るときに色味・レンズ・ボケ表現の候補を出してくれます。
  • なぜ注目? スマホのAIカメラが「勝手に補正する」から「撮り方を一緒に考える」方向に変わってきているからです。

はじめに

「スマホで写真は撮れるけど、なんかいつも同じ仕上がりに見える」

そう感じる方は多いかもしれません。
今度発売されるソニーのスマホ「Xperia 1 VIII」には、構えるとAIが「この色味で撮ってみては」「このレンズが合いそうです」と提案してくる機能が入っています。

この記事では、こんなことをお伝えします。

  • そもそも「AIカメラアシスタント」って、何を手伝ってくれるのか
  • これまでのスマホAIカメラと、どこが違うのか
  • 写真を撮る体験はどう変わるのか
  • フラッグシップ機なのに、私たちが知っておく価値はあるのか

聞きなれない単語も出てきますが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

Xperia 1 VIIIは、シャッターを切る前に、AIが「色味」「レンズ」「ボケ」の候補をいくつか見せてくれるスマホです。ここからは、その中身と撮影体験の変化を順番に見ていきましょう。

そもそも「AIカメラアシスタント」って、何を手伝ってくれる?

ソニーのプレスリリースによると、AIカメラアシスタントは、カメラを向けた瞬間にAIが3つの仕事をします。

1つ目は、被写体と環境を見る。人なのか花なのか、晴れなのか曇りなのか、を画像から読み取ります。

2つ目は、その場面にあった撮り方の候補を出す。具体的には「色味」「使うレンズ」「ボケ方」の組み合わせをいくつか提案します。たとえば「色味は少しシネマっぽく」「レンズは70mmの望遠で」「背景は大きめにボカして」というような組み合わせが、画面に並びます。

3つ目は、選んでもらう。ユーザーは候補の中から好きなものをタップするだけで、その設定でシャッターを切れます。

提案のもとになっているのは、ソニーが一眼カメラ「α」で長く積み重ねてきた絵作りの考え方です。一眼で撮るときにカメラマンが頭の中でしている判断を、AIが先に並べてくれる、というイメージに近い形です。

なお、ソニーは撮影環境によって提案が出ない場合もあると説明しています。曇り具合や被写体の状況によっては、AIが「決め手なし」と判断する場面もあるようです。

これまでのスマホAIカメラと、どこが違う?

スマホのAIカメラは、これまで「撮ったあとに自動で補正する」方向で進化してきました。逆光をきれいに直す、暗いところで明るく見せる、肌をきれいに整える、といった働きです。

Xperia 1 VIIIのAIカメラアシスタントの新しさは、撮るより前に動くことです。

カメラを向けると、AIが「この場面ならこういう撮り方もありますよ」と先に候補を見せてくれます。仕上がりを後から直すのではなく、撮り方そのものを一緒に考えてくれる相棒のような立ち位置です。

スマホのカメラを構えたとき、「もうちょっと雰囲気のある写真にしたいけど、どこをどう触ればいいかわからない」という場面はよくあります。色温度・露出・絞り、と言われても言葉の段階で止まってしまう方も少なくありません。AIカメラアシスタントは、その判断を言葉でなく、見える形で提案してくれます。

写真を撮る体験は、どう変わる?

これまでスマホで写真を撮る流れは、こんな形でした。

カメラを開く、画角を決める、シャッターを押す、撮ったあとフィルターをかける。

Xperia 1 VIIIでは、その途中に「候補から1つ選ぶ」というステップが入ります。

カメラを開く、画角を決める、AIが出す候補を眺める、好みのものをタップする、シャッターを押す。

この一手間は短いですが、撮影中に「自分はこの写真にこんな空気感を出したいんだ」と気づくきっかけになります。普段オートで撮っていた人にとっては、AIが先に並べた候補を見比べることで、自分の好みが見えてくる、という副産物もありそうです。

カメラの中身も底上げされています。望遠カメラのセンサーが従来モデル比で約4倍に大型化され、暗い場所での描写が改善されました。レンズは16mmの超広角、24mmの広角、70mmの望遠の3本構成です。

フラッグシップ機なのに、私たちが知っておく価値は?

正直に書くと、Xperia 1 VIIIの価格は12GB/256GBモデルで約23万6,000円から、16GB/1TBモデルで約30万円までです。気軽に買い替える価格帯ではありません。

それでも、今回のAIカメラアシスタントを知っておく価値があるのは、スマホカメラのAIが「補正の自動化」から「判断のサポート」へ動き出した、という方向の話だからです。

スマホメーカーの上位機種で新しく入った機能は、その後1〜2年で他のグレードや他社製品にも少しずつ降りてくる流れがよく見られます。今お使いのスマホの次に買い替えるとき、「撮るときにAIが候補を出してくれる」というのが当たり前になっている可能性もあります。

写真を撮る楽しさが、撮ったあとの加工から、撮る前の選択へ移っていく。Xperia 1 VIIIは、その入り口にあたる1台になりそうです。

用語ミニ解説

  • フラッグシップスマートフォン: そのメーカーの中で一番上位に位置するスマホ。最新の技術や機能がまず投入される機種です。
  • AIカメラアシスタント: Xperia 1 VIIIに新しく入った機能。被写体や天候を見て、色味・レンズ・ボケ表現の候補をその場で提案してくれます。
  • 色味: 写真全体の色の傾向のこと。あたたかい色寄り・冷たい色寄り・映画みたいに渋い色、といった違いがあります。
  • ボケ表現: 写真で背景がぼんやり溶ける表現のこと。被写体を際立たせるときによく使われます。
  • センサー: カメラのなかで光を受け取る部品。大きいほど暗い場所に強く、写真がきれいになりやすいです。

Me-Moon編集後記 🌙

スマホカメラの進化が「撮ったあとに勝手にきれいに」から「撮るときに一緒に考える」に変わっているのが、今回のニュースの面白いところですね。

価格的にもフラッグシップな感じがありますが、カメラ好きにはワクワクする機能ですね🌙

参考リンク

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※内容の真偽や広告内容についてはご自身でご判断ください。

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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