「インスタ用にして」と頼むだけ? Adobe Firefly AIアシスタント登場!

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? Adobeが「Firefly AIアシスタント」を発表しました。
  • 重要なポイント 「インスタ用に整えて」と打ち込むだけで、写真の加工をAIが全部やってくれます。
  • なぜ注目? Photoshopの操作を覚えなくても使える時代が来るからです。

はじめに

「写真をInstagram用に整えたいけど、Photoshopって難しそう」

そう思って、スマホの簡単なアプリで済ませた経験はありませんか。サイズを変えたい、背景を消したい、もう少し明るくしたい。やりたいことはわかるのに、操作を覚えるのが面倒で諦めてしまうことってありますよね。

4月15日、Adobeがその悩みに答えるような新機能を発表しました。「Firefly AIアシスタント」です。「インスタ用に整えて」と文章で書くだけで、AIが写真の編集を全部やってくれる仕組みです。

この記事では、こんなことを解説していきます。

  • Firefly AIアシスタントって何ができるの?
  • どのアプリで使えるの?
  • ChatGPTのような会話AIからも使えるってどういうこと?

難しそうに見えるかもしれませんが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

「Photoshopの操作を覚えなくても、言葉で頼むだけで画像を整えられる」時代が来ようとしています。ここからは、その仕組みと私たちへの影響を順番に見ていきましょう。

そもそも、Firefly AIアシスタントって何?

言葉で指示するだけで、AIが写真のサイズ変更から明るさ補正まで自動でやってくれる新機能です。

これまでPhotoshopを使うには、ツールの場所を一つひとつ覚えながら操作する必要がありました。リサイズはここ、切り抜きはあそこ、と手順を追って進めるスタイルです。

Firefly AIアシスタントは、この流れを変えます。画像をアップロードして「Instagram広告用に整えて」と書くだけで、AIがサイズ変更・切り抜き・明るさ補正まで一気に進めてくれます。「マグカップ用のデザインにして」と頼めば、グッズ向けのレイアウトも作ってくれるそうです。

声で「テレビをつけて」と言えば動くスマートスピーカーと同じ感覚で、写真や動画の編集ができるイメージです。

どのアプリで使えるの?

写真・動画・イラスト、それぞれ別のソフトをまたいで動かせます。

対応しているのはPhotoshop(写真加工)・Premiere(動画編集)・Lightroom(色補正)・Express(SNS向けデザイン)・Illustratorの5本です。普段なら別々のアプリを行き来する必要がありましたが、Firefly AIアシスタントなら一つの画面からまとめて頼めます。

「この写真を補正してから、Instagramサイズで切り出して、動画にも組み込んで」と一度お願いするだけで、複数のアプリをまたぐ作業をまとめてこなしてくれるそうです。

料理で言えば、「パスタを作って」と頼むだけで鍋を出して湯を沸かしてソースまで準備してくれるお手伝いさんのようなイメージです。細かい手順を覚えなくてよくなります。

Photoshopが「難しい」って感じる理由が消える?

Photoshopが難しいと言われる一番の理由は、何がどこにあるか覚えるのが大変なことです。

背景を消すにはどのツール、明るさを変えるにはどのメニュー、と毎回探す必要があります。プロが長年かけて覚えた操作を初心者がいきなり使いこなすのは、正直しんどい。

Firefly AIアシスタントを使えば「背景を消して」「もう少し明るくして」と言葉で頼むだけで済みます。料理で言えば、包丁の使い方を知らなくても「野菜を切って」と頼めるようなものです。

Adobeが特にこだわったのは、AIが暴走しない仕組みです。AIが勝手に全部決めてしまうのではなく、提案を見ながら自分で確認できる作りになっています。さらに途中の作業状況を覚えていてくれるので、翌日に続きから再開することもできるそうです。

ChatGPTみたいな会話AIからも使えるってどういうこと?

ChatGPTと同じジャンルの会話AI「Claude」から、Adobeの編集機能を呼び出せるようになります。

Claudeは文章を書いたり企画を考えたりするのが得意なAIです。これまでは「Claudeで企画を考えた後にAdobeで画像を作る」には、別々にアプリを開く必要がありました。

新しい連携では、Claudeと話しながらそのままAdobeの編集機能を呼び出せます。「このキャンペーンのバナーを作って」とClaudeに頼むと、AdobeのソフトがそのままAIの指示で動く流れです。

AdobeはClaudeを含む30以上のAIサービスとの連携を進めていく予定で、別々だったサービスの壁がどんどん低くなっています。

私たちにとって何が変わる?

写真や動画の編集が、もっと気軽になりそうです。

まず数週間以内に試せるテスト版(パブリックベータ)が始まる予定です。Instagram用の投稿写真を整えたい、ネットショップの商品写真の背景を消したい、そういった場面から使い勝手が変わっていきそうです。

「Photoshopは自分には無理」と思っていた人ほど、試してみる価値がある機能かもしれません。

用語ミニ解説

  • Adobe / Firefly: 世界最大級のデザインソフト会社がAdobeで、Fireflyはそこが作ったAI機能の名前。画像の生成や編集に使える。
  • Photoshop / Premiere / Illustrator: いずれもAdobeのソフト。写真加工・動画編集・イラスト制作にそれぞれ使われるプロ向けのツール。
  • AIエージェント: 質問に答えるだけでなく、複数の作業を自分で順番にこなすAI。「やっておいて」と頼める秘書のようなイメージ。
  • Claude: Anthropicという会社が作った会話AI。ChatGPTと同じジャンルで、文章や企画づくりが得意。
  • パブリックベータ: 正式リリース前に一般公開する試験版のこと。不具合が残っている場合もあるが、誰でも試せる。

Me-Moon編集後記 🌙

「Photoshopはプロが使うもの」というイメージが長い間ありましたが、言葉で頼むだけで動くならちょっと話が変わってきますね。
使い方を覚える努力より、何を作りたいかを言葉にするほうが大事な時代になりそうです。

ChatGPTやClaudeのような会話AIと、AdobeやGoogleのクリエイティブツールがつながっていく流れが加速しています。
「あのAIとこのアプリがくっついたら面白いのに」が、どんどん現実になっていきそうですね🌙

参考リンク

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監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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