3行でわかるこの記事
- 何が起きた? Googleが、検索結果に「検索プロフィール」というまとめページを導入しました。
- 重要なポイント 好きな書き手の記事や動画、SNS投稿を1か所で追え、フォローもできます。
- なぜ注目? 「調べる場所」だった検索が、「お気に入りを追いかける場所」に変わりはじめたからです。
はじめに
「Google検索って、知りたいことを調べるだけの場所でしょ?」
そう思っている方がほとんどだと思います。でも実は今、検索の役割が少しずつ変わりはじめています。好きな書き手や作り手を見つけて、そのままフォローして追いかけられる。そんな機能が登場しました。
この記事では、こんなことをお伝えします。
- 検索プロフィールって、何ができるの?
- どうしてGoogleはこの機能を作ったの?
- 私たちの検索の使い方は、どう変わるの?
少し先の話に聞こえるかもしれませんが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。
ひとことで言うと
好きな書き手の最新の記事や動画、SNS投稿が1か所にまとまり、フォローまでできる新しいページが、Google検索に加わりました。ここからは、その中身と背景を順番に見ていきましょう。
そもそも、検索プロフィールって何ができるの?
検索プロフィールは、記事や動画を発信している人のための、いわば公式のまとめページです。
これまでは、好きなライターの記事はニュースサイト、動画は動画サイト、ふだんのつぶやきはSNSと、置き場所がバラバラでした。検索プロフィールでは、その人の最新の記事も動画もSNS投稿も、一つのページにまとめて並びます。プロフィール写真や自己紹介、本人のサイトへのリンクも載ります。
そして、そのページから相手をフォローできます。フォローすると、Googleアプリのおすすめ欄に、その人の新しい投稿が出てきやすくなります。あちこちのサイトを見て回らなくても、好きな書き手の動きを自然に追える、という仕組みです。
どうしてGoogleはこの機能を作ったの?
ここで気になるのが、なぜ今このタイミングなのか、という点だと思います。
最近の検索は、AIが質問にそのまま答えてくれる形が増えています。便利な一方で、答えだけ読んで満足してしまい、もとの記事を書いた人のサイトまで足を運ぶ人が減る、という心配の声が出ていました。
検索プロフィールは、その流れの中で、書き手や作り手にもう一度光を当てる狙いがあるとみられます。記事の出どころである「人」をきちんと見せて、ファンとつながれるようにする。情報があふれる時代に、「誰が書いたのか」を確かめやすくする役割もありそうです。
私たちの検索の使い方は、どう変わるの?
この機能、すぐにみんなの生活が変わるわけではありません。
今のところ、このプロフィールを作れるのはアメリカの一部の発信者だけです。動画やSNSで10万人以上といった、多くのフォロワーを持つ人が対象になっています。機能が使えるのも、今はアメリカだけです。
それでも、読む側にとっての意味は小さくありません。気になる書き手を見つけたら、その場でフォローして、次の発信をのがさず受け取れる。電車の中で検索していて、いい記事に出会ったとき、書いた人ごとお気に入りに入れておける。そんな使い方が、いずれ日本にも広がっていく可能性があります。今後、対象になる人や国を増やしていく予定だと案内されています。
これから、検索との付き合い方はどう変わる?
検索が「一度きりの調べもの」から「お気に入りを育てていく場所」へ。検索プロフィールは、その入り口になりそうな機能です。
ただ、フォローが増えれば、見たいものだけが集まって、知らなかった世界に出会いにくくなる面もあります。追いかける楽しさと、ふらっと寄り道する楽しさ。どちらも残しておけるとうれしいところです。
まずは、日本でも使えるようになったときに、自分なら誰をフォローしたいか。思い浮かべてみると、ちょっと楽しい時間になります。
用語ミニ解説
- 検索プロフィール(Search profiles): 書き手や作り手の記事・動画・SNS投稿を、1か所にまとめて見せるGoogleのページのこと。(その人専用の公式まとめ棚のようなもの)
- フォロー: 相手の新しい発信を、自分のところに届きやすくする登録のこと。(お気に入りの店のチラシを毎回受け取る予約のイメージ)
- Discover(ディスカバー): Googleアプリが、興味に合わせて記事や動画をおすすめしてくれる一覧のこと。(自分好みに並ぶ、デジタルの回覧板)
Me-Moon編集後記 🌙
検索といえば、調べたら閉じる、その繰り返しでした。気に入った書き手をその場でフォローできるなら、検索がもう少しあたたかい場所になりそうです。
便利になる半面、知らない世界とばったり出会う楽しさは、少し意識して残したいところです。次に日本で使える日が来たら、誰を追いかけるか考えてみたいですね🌙
参考リンク
- Google、クリエイターとパブリッシャー向け「検索プロフィール」導入 AI検索での流入減批判受け — ITmedia NEWS, 2026-06-05
- Google検索に「公式プロフィール」機能が登場、サイトやSNSへの投稿を1か所で追えるように — GIGAZINE, 2026-06-05
- Google、検索に「Search profile」導入 クリエイターや媒体の情報発信を支援 — マイナビニュース, 2026-06-05
