スマホがAIロボに変身!?700万円超を集めたデスクロボ「ルーイ」が日本上陸

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? スマホをのせるとAIロボになる小型ガジェット「ルーイ」が、日本のMakuakeで先行販売を開始しました。
  • 重要なポイント 開始からまもなくで支援額は738万円を超え、達成率は2,463%に達しています。
  • なぜ注目? 古いスマホをロボットの顔として使い回せる、新しい形のAIペットだからです。

はじめに

「AIロボットってどうせ高いし、置き場所もなさそう」

そう感じている方は多いかもしれません。
でも今、家にあるスマホをそのまま顔にしてしまう、机の上サイズの小さなAIロボットが話題になっています。

この記事では、こんなことを解説していきます。

  • ルーイって何ができるロボットなの?
  • なぜ開始即700万円も集まったのか?
  • 私たちの暮らしにどう関わってくるのか?

難しそうに見えるかもしれませんが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。

ひとことで言うと

ルーイは、手持ちのスマホを「目」と「頭脳」として使うことで、3万円弱で買えるおしゃべりなAIロボに変身させてくれる新しいガジェットです。ここからは、その背景と仕組みを順番に見ていきましょう。

そもそも、ルーイって何?

ルーイは、中国・深センのロボットメーカーTangibleFutureが開発した、デスクの上にちょこんと置けるサイズのロボットです。本体だけだと顔がなく、スマホをマグネットでカチッと装着して初めて動き出します。

スマホがそのまま「顔」になるので、画面に大きな目玉が表示され、まばたきしたり、首をかしげたり、こちらの声に反応してきょろきょろします。本体の重さは約401グラムで、片手で持ち上げられる手のひらサイズです。

ASCII.jpの紹介によると、日本向けの先行販売はクラウドファンディングのMakuakeで4月28日11時にスタートしました。プロジェクトは6月29日22時まで続き、一般販売の予定価格は29,800円とされています。

なぜ開始即700万円超?「スマホ再利用」という発想

ルーイがすごい勢いで支援を集めている理由は、価格と発想の組み合わせにあります。Makuakeの公式プロジェクトページによれば、目標金額30万円に対して支援額は738万円を突破し、サポーター数は367人、達成率は2,463%に達しました。

ポイントは、ルーイ本体にAIや高性能なディスプレイを積んでいないことです。重い計算は装着したスマホ側にまかせ、本体は動きとセンサーに集中しています。

たとえるなら、ぬいぐるみに自分のスマホを入れて、ぬいぐるみが急にしゃべり出すようなイメージです。家で眠っている古いスマホがあれば、それが第二の人生としてロボットの体を手に入れる、と考えるとワクワクします。

ルーイは何ができる?12個のセンサーと1,200種類の動き

ルーイには12個のセンサーが搭載されていて、目で見たものや耳で聞いた声だけでなく、表情やしぐさのちょっとした変化までキャッチします。

公式の発表では、ルーイは1,200種類以上の動きと、感情に応じた233種類の反応パターンを持っているとされています。声をかけると顔を向け、近づくと避け、机の端にきたら自分で踏みとどまります。

スマホ側のアプリは、外部のAIと話します。ChatGPTで知られるGPT-4oやGoogleのGeminiなどの大規模AIと連携し、雑談に答えたり、好きなものを覚えてくれたりします。本体にスピーカーや細かい表情を出す仕組みがあり、AIの「脳」と組み合わさることで、おしゃべりするペットのように感じられる設計です。

充電は10Wのワイヤレス充電に対応しているので、机の上に置いておくだけでスマホもじわじわ充電できます。

どんなスマホで使える?対応機種と注意点

ルーイは、iPhoneでもAndroidでも使えます。装着方法は2通りで、MagSafeに対応した機種ならそのままピタッとくっつき、対応していない場合は付属のマグネットリングをスマホ側に貼り付けます。

ASCII.jpの紹介によれば、タブレットや折りたたみスマートフォンには対応していません。あくまで普通のサイズのスマホ向けです。

基本機能は月額料金なしで使えます。将来的に高度な機能はプレミアム機能として有料になる予定とされていますが、自動で課金される仕組みではないため、必要なときに自分で選べる形です。

私たちの暮らしはどう変わる?

ルーイの面白さは、「AIをスマホアプリで使う」という今までの感覚を、ぐっと立体的にしてくれることです。

文字や音声だけのAIだと、どうしても画面の向こうの存在ですが、机の上で目を合わせ、こちらに転がってくるロボットになると、もっと生活の景色に溶け込みます。子どもが声をかけると顔を向け、家族みんなで遊べる、という伝え方も公式が押し出しているポイントです。

家に古いスマホが眠っている人にとっては、買い替えのたびに引き出しの奥に入っていた端末を、机の上の相棒として復活させる選択肢が増えます。3万円弱の価格は、AIスピーカーや高機能ガジェットに近い値段で、ぬいぐるみよりは攻めた、ロボット掃除機よりはやさしい立ち位置です。

これから何が起きそう?AIペットというジャンル

ルーイのようなジャンルは、海外ではすでにキックスターターを中心に育ってきています。今回の日本上陸は、その流れが日本のリビングや書斎にも届いてきた合図のように見えます。

スマホが普及して10年以上、ほとんどの家には使わなくなったスマホが1台や2台あります。次に来るのは、その眠っているスマホを「もう一度活かす」ガジェットの波かもしれません。AIロボのほかにも、防犯カメラ化したり、子ども用の専用端末にしたりと、再利用の方法は広がっています。

支援は2026年6月29日まで続くので、気になる人はMakuakeのプロジェクトページをのぞいてみると、最新の動画やレビュー記事もまとまっています。

用語ミニ解説

  • クラウドファンディング: ネット上で「いいな」と思った人がお金を支援し、商品が完成したら受け取れる仕組み。発売前の予約販売の進化版のようなものです。
  • MagSafe: iPhoneの背面にマグネットでアクセサリーをくっつけられる仕組み。冷蔵庫にメモ用紙を貼るように、スマホに付属品をピタッとつけられます。
  • 大規模AI(GPT-4o・Geminiなど): 大量の文章を学習した、雑談や質問応答が得意なAI。ルーイの「中身の脳」を担当します。
  • ワイヤレス充電: ケーブルをささず、置くだけでスマホを充電できる仕組み。お皿に置くと温まる電子レンジのような感覚です。
  • デスクトップロボット: 机の上で使う小型のロボット。掃除や運搬ではなく、会話や見守り、癒やしを目的にしたものが多いです。

Me-Moon編集後記 🌙

机の上に置けるサイズで3万円弱、しかも自分のスマホがそのまま顔になる、というのは現実味のあるラインだと思いました。AIスピーカーから一歩進んで、表情がある相棒が机にいる暮らしは、画面越しのチャットとはまた違う心地よさがありそうです。

家で出番がなくなったスマホを引き出しから出してきて、もう一回活躍させる発想も気持ちがいいです。次の休みに古いスマホを充電してみたくなりますね🌙

参考リンク

この掲載情報は各取得情報によって提供されています。

※内容の真偽や広告内容についてはご自身でご判断ください。

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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