Amazonキッズタブレット、初のGoogle Play対応で10月14日出荷。ちいかわ版は41,980円

Amazonキッズタブレット、初のGoogle Play対応で10月14日出荷。ちいかわ版は41,980円

3行でわかるこの記事

  • 何が起きた? Amazonが、自社のタブレットで初めてAndroidを積み、Google Playのアプリが使える子ども向けタブレットを発表しました。
  • 重要なポイント 発表の日から予約でき、2026年10月14日に出荷が始まります。日本だけのちいかわエディション(6歳以上向け)は8.7インチで41,980円です。
  • なぜ注目? これまでAmazonの子ども用タブレットでは入れられなかったアプリやゲームを、保護者が1本ずつ許可して使わせられるようになります。

はじめに

ちいかわのカバーを付けたタブレットが、机の上で縦向きに立っている。6歳以上向けのカバーは、Amazonの子ども向けタブレットとして初めて縦に立てて置けるようになりました。利用者から寄せられた要望に応えたものです。

発売に合わせて、子ども向けの月額制サービスであるKids+には、ちいかわの動画と本が合わせて200タイトル以上入りました。

Amazonが発表した「Amazon キッズ タブレットシリーズ」は、Amazonのタブレットとして初めてAndroidを積み、Google Playストアに対応しました。いつ手に入るのか、子どもが勝手にアプリを入れてしまわないのか。順番に見ていきます。

ひとことで言うと

Amazonの子ども用タブレットで、ふつうのAndroidスマホと同じアプリのお店が使えるようになりました。入れるアプリは保護者が1本ずつ決められます。

Google Playが使えると、何が変わる?

新しいキッズタブレットの基本ソフトはAndroid 16で、Google Playストアに対応しました。Google Playには200万点を超えるアプリがあり、子ども向けのアプリやゲームを選べる幅が広がります。ただし、200万点すべてが子どものプロフィールで使えるわけではありません。

これまでのFireタブレットは、Fire OSという独自の基本ソフトで動いていました。中身はAndroidをもとにしていますが、Amazonの動画や本を中心に使うように作り変えたものです。アプリはAmazonのアプリストアから入れる仕組みで、Google Playは入っていませんでした。

そのAmazonアプリストアは、ふつうのAndroid端末向けのサポートを2025年8月20日に終えています。サポートが続いているのは、FireタブレットやFire TVの中だけです。今回のキッズタブレットは、アプリを選ぶ場所そのものがGoogle Playに広がったことになります。

変わったのは子ども用だけではありません。Amazonは同じ日に、大人向けの「Alexa Tablet」を3機種発表しました。3機種ともAndroidで動き、Google Playを制限なしで使えます。米国ではAlexa Tablet 8が229.99ドルで、米国・メキシコ・カナダで2026年10月14日に出荷が始まります。子ども用と大人用のどちらでも、Amazonの新しいタブレットはAndroidで動くことになりました。

いつ届いて、ちいかわ版はいくら?

Amazon.co.jpでは発表の日から予約を受け付けていて、出荷は2026年10月14日の水曜日に始まります。同じ日に米国・メキシコ・カナダでも出荷され、イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペインでは10月19日に発売です。日本は最初のグループに入っています。

モデルは、3歳以上向けと6歳以上向けの2種類です。カバーはふつうの色のほかに、子どもに人気の作品とのコラボが2種類あります。3歳以上向けはパウ・パトロール、6歳以上向けは日本限定のちいかわです。

いちばん安いのは8.7インチの無地モデルで、3歳以上向けのマウンテンと6歳以上向けのターコイズブルーがどちらも39,980円です。キャラクター付きの8.7インチは、3歳以上向けのパウ・パトロールと6歳以上向けのちいかわエディションがどちらも41,980円で、無地より2,000円高くなります。ちいかわエディションの41,980円は税込みの値段です。

11インチになると、無地は3歳以上向けのグリーンと6歳以上向けのターコイズブルーが54,980円、キャラクター付きはパウ・パトロール レスキューとちいかわエディションが56,980円です。8.7インチから11インチに上げると、どの組み合わせでも15,000円上がります。米国ではキッズタブレット8が229.99ドルからで、大人向けのAlexa Tablet 8と同じ値段から始まります。

8.7インチと11インチ、何が違う?

インチは画面の対角線の長さで、8.7インチは約22センチ、11インチは約28センチです。11インチはB5のノートより一回り小さいくらいで、8.7インチは11インチより対角線が6センチほど短くなります。

画面の細かさは、8.7インチが横1340×縦800の点、11インチが横2560×縦1600の点でできています。明るさは8.7インチが400ニト、11インチが500ニトです。ニトは画面の明るさの単位で、数字が大きいほど明るい場所でも見やすくなります。11インチは細かさも明るさも一段上です。

作業用の机の広さにあたるメモリーは8.7インチが4GB、11インチが8GBで、写真やアプリをしまう保存容量はどちらも64GBです。頭脳にあたるチップはMediaTek 8189です。背面には800万画素のカメラがあり、ワイヤレスでつなぐBluetooth 5.3と、家のネットにつなぐWi-Fi 6に対応します。充電はスマホでおなじみのUSB-Cで、データを送る速さは昔からあるUSB 2.0の規格です。

電池は8.7インチが最大14時間、11インチが最大15時間もちます。2024年のFire HD 8のキッズ向けモデルは最大13時間だったので、1〜2時間のびました。

どのモデルにも、専用の保護ケースとペアレンタルコントロール、つまり保護者が使い方を見守る機能が付いてきます。ケースは年齢で違い、小さい子向けはやわらかいバンパー、大きい子向けは薄いハードケースです。

子どもが勝手にアプリを入れたりしない?

Google Playが使えると聞いて、まず気になるのはここかもしれません。新しいキッズタブレットでは、Google Playは保護者の承認制です。保護者はGoogleのファミリーリンクという見守りアプリを使い、子どもが使えるアプリを1本ずつ許可して管理します。Google Playを使うには、Googleのアカウントを作る必要があります。

Kids+の中身はこれまでどおり使えて、そこにGoogle Playのアプリやゲームを足すかどうかを保護者が選べます。子どもの成長や好みに合わせて選んだ本や動画も、Amazonの見守り機能の中で足していけます。小さいうちはKids+だけ、使いたいアプリが出てきたらGoogle Playも少しずつ、という使い分けができそうです。

Amazonのペアレントダッシュボードでは、子どもごとにプロフィールを作れます。きょうどのくらい使ったか、そのうち学習にあてた時間はどれくらいか、どんな動画や本を見ていたかを毎日確かめられます。きょうだいがいても、一人ずつ分けて様子を見られます。

ひとつ知っておきたいこともあります。Google自身も、ファミリーリンクのコンテンツ制限では、検索結果や直接のリンクから入る制限済みのコンテンツまでは防げないと注意しています。アプリを1本ずつ許可していても、許可したアプリの中で開いたリンクの先までは止めきれない場合があります。どのアプリを許すかを選ぶときの目安になりそうです。

前のFireキッズモデルと比べて、4万円は高い?

本体の値段は、前の世代より上がっています。Amazonは2024年10月3日にFire HD 8のキッズ向けモデルを出していて、専用カバー付きで税込19,980円でした。今回の8.7インチは39,980円からなので、ほぼ2倍です。2024年のモデルには2年間の限定保証が付き、壊れても無償で返品や交換ができました。米国の新モデルには1年間の限定保証が付きますが、日本の発表には保証についての記載がありません。

そのかわり、どのモデルでもKids+が1年間追加料金なしで使えます。Kids+には以前から選び抜かれた子ども向けの本や動画が数千点入っていて、今回も学習まんがからディズニーの絵本まで新しいタイトルが足されました。Kids+はタブレットのほかに、Fire TVやKindleでも使えます。米国のKids+には、子どもが声でキャラクターを考えると絵付きのお話ができあがる「Storybuilder」も入りました。

1年が過ぎると、Kids+はプライム会員なら月780円、それ以外は月980円です。1年分にするとプライム会員で9,360円、それ以外で11,760円になります。米国ではプライム会員が月7.99ドル、それ以外が月8.99ドルからです。

今のFireキッズモデルに不満がなければ、Google Play対応だけを理由に急いで買い替える必要はない、という見方もあります。子どもがKids+の本や動画で十分楽しんでいるなら、そのままでも困りません。使いたいアプリがGoogle Playにしかない、画面をもっと大きくしたい、縦に立てて置きたい。そういう理由がはっきりしているなら、新しいキッズタブレットを選ぶ意味が出てきます。

用語ミニ解説

  • Google Play: Androidのスマホやタブレットで、アプリやゲームを探して入れるためのGoogleのお店です。
  • Amazon Kids+: 子ども向けの本や動画をまとめて楽しめる、Amazonの月額制サービスです。
  • Googleファミリーリンク: 保護者が子どものスマホやタブレットのアプリや使い方を見守るための、Googleのアプリです。

Me-Moon編集後記 🌙

Amazonの子ども用タブレットに、ふつうのAndroidと同じアプリのお店が入りました。年齢と画面の大きさ、1年後のKids+の料金まで並べてみると、うちならどれにするかを自分で決められそうです。

子どもと一緒にちいかわのカバーを選んで、最初に許可するアプリを1本決める。そんな相談の時間も楽しくなりそうですね🌙

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小宮 滉

監修者

小宮 滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。

また、AI・ブロックチェーン開発を強みとしたDXサービスを提供し、企業の成長を支援します。AI・ブロックチェーン技術との統合を通じて、DX体験をシームレスに実現し、ユーザーと企業の双方に新たな価値を創出することを目指して、開発支援やマーケティングを行っております。

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