3行でわかるこの記事
- 何が起きた? AIメガネ「Rokid Ai Glasses Style」が2026年9月15日、公式オンラインショップ限定で発売されました。価格は64,990円です。
- 重要なポイント 度付きや累進のレンズを入れられて、重さは38.5g。ChatGPTとGeminiの両方が入っていて、76言語のリアルタイム翻訳も使えます。
- なぜ注目? メガネが必要な人でも、いつものメガネの代わりにAIメガネを選べるようになったからです。9月30日までに買うと、10,999円相当の調光レンズも無料で付いてきます。
はじめに
9月15日、公式オンラインショップの商品ページには、75,989円に線が引かれ、その横に64,990円が並んでいます。差額の10,999円は、9月30日まで無料で付く調光レンズの値段とぴったり同じです。
メガネが手放せない人にとって、AIメガネはどこか他人事だったかもしれません。いまのメガネの上に、もう1本かけるわけにはいかないからです。
今日発売されたRokid Ai Glasses Styleは、度付きレンズを最初から選べて、重さは38.5gです。自分の度数でも本当に作れるのか。画面がないのに、ChatGPTや76言語の通訳はどう働くのか。
ひとことで言うと
画面を映すのをやめたかわりに、普通のメガネに近い38.5gのまま、話しかけるとChatGPTとGeminiが答えてくれて、76言語の通訳までしてくれるメガネです。
いくらで、どこで買えるの?
発売は2026年9月15日で、予約は9月1日から始まっていました。価格は64,990円で、買えるのは公式オンラインショップだけです。お店の棚には並びません。
作っているRokidは、中国の杭州に本拠を置く2014年創業の会社です。日本では7月10日に、画面が付いた上位モデル「Rokid スマートAIグラス」を税込10万9,990円で一般販売していました。今回のStyleはそこから4万5,000円ほど安くなっています。
発売記念の特典は、9月15日0時から9月30日23時59分59秒までに買った人に付きます。無料の調光レンズは色を選べず、ランダムで届きます。公式ショップには30日間の返品保証もあるので、かけてみて合わなければ返せます。
いつものメガネみたいに、自分の度を入れられるの?
入れられます。度付きレンズはもちろん、手元と遠くを1枚でまかなう累進レンズ、日差しで濃くなる調光レンズ、まぶしさを抑える偏光レンズ、色を入れたカラーレンズまで選べます。
対応する度数は-15.00Dから+15.00Dまでです。Dは度の強さを表す単位で、近視はマイナス、老眼や遠視はプラスで数えます。老眼向けも+15Dまで用意されているので、強い近視でも老眼でも、たいていの人は自分の度数が範囲に収まるはずです。
ここが7月の画面付きモデルと大きく違うところです。あちらはフレームに直接ではなく、専用のインサートフレームにレンズを入れる方式でした。Styleはレンズの種類を選ぶだけで済みます。
フレームの素材は、普通のメガネにもよく使われるTR90です。色はブラックとトランスペアレントグレーの2色から選べます。
話しかけると、何をしてくれるの?
AIアシスタントには、ChatGPTとGeminiの両方が使われています。スマホには専用アプリ「Hi Rokid」を入れて、メガネとつないで使います。画面がないので、返事は耳をふさがないオープンイヤー型のスピーカーから声で返ってきます。音を耳に向けて届ける指向性のAACスピーカーで、音楽も通話もAIの返事も、同じようにここから流れてきます。
できることは会話だけではありません。目の前のものをカメラで見て教えてくれるAI画像認識、会話を録ってあとで要点を整理してくれるAI議事録、Googleマップとつないで音声でルートを教えてくれる道案内があります。会議が終わったあとに話の中身を確認して共有する、といった使い方も想定されています。
手を使わない仕掛けも入っています。電話がかかってきたら、うなずけば出られて、首を振れば切れます。歩きながらでも、荷物を持っていても、頭を動かすだけで通話を片付けられます。
カメラは109度の広角で、こちらもハンズフリーのまま4Kの写真を撮れます。動画は4Kより少し粗い3Kで、1秒30コマのなめらかさで撮れます。センサーはソニー製のIMX681で、約1,200万画素です。
76言語の通訳って、どこまでやってくれるの?
翻訳にはMicrosoftのAI翻訳エンジンが使われていて、相手との会話をその場で訳してくれます。対応するのは最大76言語で、旅先で出会う言葉はだいたい入っていそうな数です。
参考までに、7月の画面付きモデルはオンラインで89言語以上に対応していました。数だけ見れば上位モデルが上です。
ひとつ分けて覚えておきたいのが、こちらから話しかけて操作する側の言語です。訳してもらえる相手の言葉は76ありますが、自分がメガネに指示を出せる言葉は12言語です。
38.5gの軽さで、1日かけていられる?
38.5gは度付きレンズを除いた重さです。AIメガネというより、いつものメガネを1本増やす感覚に近いはずです。
この軽さは、ディスプレイを載せないという選択から来ています。視界に文字や映像を映すのをやめた分だけ軽くなっていて、画面が付いた上位モデルは49gと、10gほど重くなります。
電池は210mAhで、通常の使い方なら最大約12時間もちます。朝かけて夜まで、途中で充電を気にしなくていい長さです。それでも足りない人のために、3000mAhの充電ケースが別売りで用意されています。
中身の頭脳はSnapdragon AR1というチップで、メモリは2GB、写真や動画をためておく場所は32GBあります。通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応しています。
用語ミニ解説
- 調光レンズ: 紫外線に反応して、屋外では色が濃くなり室内では薄く戻るレンズ。メガネとサングラスを1本で兼ねられます。
Me-Moon編集後記 🌙
いつものメガネを新しくするとき、その1本にChatGPTとGeminiが入っていて、旅先で相手の言葉まで訳してくれる。そんな選び方が今日から普通にできるようになりました。
次にメガネを買い替える番が来たら、候補にAIメガネを並べてみたくなりますね🌙
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画面を持たないStyleとは逆に、視界に字幕を出すタイプの軽いAIグラスです。
他社のAIグラスと値段や機能を並べて、自分に合う1本を絞りたいときに。
参考リンク
- Rokid Ai Glasses Style 製品ページ — Rokid(公式)
- Rokid、度付き対応で38.5gのAIグラス「Rokid Ai Glasses Style」 — Impress Watch
- ChatGPTとGemini搭載、76言語翻訳に対応するAIグラス — AI Watch(インプレス)
- Rokidのスマートグラスを解説 — 一創(issoh)
